髪のダメージについて

寒さが増して来ました。
健康にはくれぐれもお気をつけください。



さて,今回は『髪のダメージ』について
自分の思うところを書きます。

パーマすると髪が傷みますよ…とか
カラーすると髪が傷みますよ…とか

だからやらない。みたいな…

なんなら
トリートメントすると髪の傷みが直りますよ…とか

良く耳にしますが。
まあ、正解って言えば正解なんですが…

そもそも、それ、『誰目線』の話ですか?
それによっては答え変わってくると思うんですよね。

例えば…
クセが強くてゴワゴワ、パサパサみたいな髪の方に
縮毛矯正するとします。
出来上がりは真っ直ぐでツヤツヤな髪になります(失敗とかしなければ)

この時、『お客様目線』では『髪が傷んだ』って思いますか?
でも『科学者目線』なら『元より傷んでます』ってなりますよね?
答えは誰目線かで変わるんですよね!

じゃあ美容師は『どこ目線』って話ですよね?
やっぱり、あるべきは、『お客様目線』な訳ですよ。

極論っぽくなりますが…
『お客様目線』で傷まなければいいんじゃないですか?
だって、綺麗に見えれば,手触り良くなれば、
それで良いんじゃないですか?
顕微鏡で髪の表面や内部組織みて、
「あー、前より少し内部組織が壊れましたね…」

「あー、なんかpH値が上がりましたね…」

なんていうお客様いませんから…


自分の主観ですが、大事なのは
『傷んだ』『傷んでない』ではなくて
『傷んで見えない』『傷んだ感じがしない』であるべき
なんだと思います。

トリートメントも、髪を直すことは出来ません。
でもやった方がいいのは,
『良くなる』『治る』じゃなくて、
『良くなった感じがする』『治ったように見える』からです。
手触りも良くなり、見た目も良くなるなら使わない手はないですよね。


さっきも言いましたが、

「お客様目線」では
見た目も手触りも良い=傷んでない…ではないので。

パーマするにしても、しっかり扱いやすいスタイルにして
トリートメントやスタイリング剤を教えてあげれば
誰も『傷んだ』なんておもわないはずです。

最後に、「扱いやすく、綺麗に見えるスタイル」を提供するのが
自分ら美容師の仕事だと思います。
科学者じゃないのでそこは間違わないようにしたいですね。





Ash 高円寺店 ブログ

Ash Kouenji 《staff blog》 Ash高円寺店は年間1万人以上がご来店頂く、高円寺エリアの超人気サロン☆ 人気サロンで働くスタイリストたちがオススメする最新の情報を掲載中♪